Claude Code
概要
Claude Code は Anthropic の Claude を用いた エージェント型コーディングツール です。ターミナル・VSCode 拡張・デスクトップアプリなどから利用でき、コードの読み書き・テスト実行・コミット・Pull Request 作成までを一貫して任せられます。AIコーディングアシスタント の一種であり、大規模言語モデル と AIエージェント の実用例です。
利用スタイル(個人の実践メモ)
Claude Code をどのようにつかっているかのまとめ に基づく、実際の使い方の記録。
メイン環境(VSCode プラグイン)
- VSCode の Claude Code プラグインを入れ、右側のタブに表示する構成
- プロンプトは10行程度しっかり書く。だいたい同じことを書きがちだが、それでよい
- 依頼の粒度は PR 1つ分 くらい
- 大きめの依頼は Plan Mode で動かし、途中出力をよく読み、追加プロンプトも多め
- 悪い流れになったら
escで打ち切り、コンテキストもクリアする - build / test を実行させ、commit・push・Draft PR 作成までやらせる
.github/にテンプレートがあることを伝える- 「過去の PR を参考にして」と指示する
iTerm2 マルチパネル環境
- 1ウィンドウに3パネルで Claude Code を起動(AppleScript + アイコンから起動)
~/myclaudecode/{1,2,4}/...のように複数の作業フォルダを用意(最大100個作ったが3つしか使っていない)- 用途例:dependabot の依存調査(
yarn listと import の grep)、バグチケットから Draft PR を作成、Sentry の Issue JSON を貼って調査
運用上の考え方
- 「AI は良い結果も悪い結果も早く出す」→ ダメなら早めに Reject、良ければそのまま PR に
- CLAUDE.md は最小限(テストを docker container で実行する手順などを記載)
- skills / MCP はまだ使っていない
ベストプラクティス(Daily フィード)
GitHub Trending 1 位の「claude-code-best-practice」リポジトリの設計思想(Claude Code Tips Collection)は、2 つの軸に集約されます。
- CLAUDE.md はシンプルに保つ — 「長く書くほど効く」は誤解。基本コマンド中心に 200 行以下を目安にし、ドメイン固有ルールは
.claude/rules/へ、決定論的な設定は自然言語でなくsettings.jsonで機械的に実行。 - ハーネスエンジニアリング — 「モデルを賢くする」のではなく「失敗しにくい仕組みを作る」。Claude 自身が検証できるテスト環境を用意し、フックで自動フォーマット等の後処理を行い、権限設定で安全性を確保(
--dangerously-skip-permissionsは非推奨)。 - 作り手 Boris Cherny 本人の設定が「驚くほどシンプル」である点が示唆的。盛るより質と安定性を優先する哲学(エージェントオーケストレーション / 自己改善エージェント の検証可能性とも通じる)。
- ツール・プラグイン・スキル・フックを組み合わせた実践的な開発フローの記録もある。参考: Claude Code Tips Collection / Claude-Code-開発フロー
スキルと Agent SDK(Daily フィード)
Claude Code の拡張は、再利用可能な エージェントスキル と、それを組み込んだアプリ構築の両輪で進んでいます。
- Agent Skills — 指示・メタデータ・スクリプトをパッケージ化し、Claude が必要時に自動ロードする仕組み。Anthropic は数百の内部スキルを9カテゴリで運用し、「自明なことを書かず gotcha に集中」「過度に制約しない」などの知見を公開(エージェントスキル)。Agent_Skills_Overview Claude_Code_Skills_Lessons
- Agent SDK での本番構築 — Spotify は Claude API と Agent SDK で背景コーディングエージェント「Honk」を実装し、大規模マイグレーションを1人・数日に短縮。累計250万超の自動 PR をマージし、ボトルネックは人間のレビュー・優先順位付けへ移った(エージェンティックソフトウェア)。Spotify_Claude_Developer_Experience
- Claude Fable 5 — Opus 4.8 比で長期自律性・初回正確性・ビジョン・並列サブエージェント管理が向上。高エフォートでは1リクエストが数分実行されることもあり、低エフォートでも従来の xhigh を上回る場合がある(プロンプトエンジニアリング)。Claude_Fable5_Prompting
関連ページ
参考資料
- Claude Code をどのようにつかっているかのまとめ
- 言語の庭(Claude Fable 5 による生成事例)
- Claude_Code_Skills_Lessons
- Spotify_Claude_Developer_Experience